思いやりの心ってどうやって育つのかな
2016/09/25
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普通ならブログをアップした後、読み返して字の間違いがないかチェックするのですが、昨夜は記事を書いた後読み返そうにも途中でウトウトして全然先に進まず(笑)諦めてそのままソファでちょっと仮眠を取りました。後から事故った車を修理に持っていく事になっていたので、ベッドで寝ちゃうともうそのまま起きれなくなりそうだったので。
ソファで横になり、寝ようとしていた私を見て、上の子が半べそかきながら「ママ、何処か痛いの?病気になっちゃったの?」ってすごく心配していて(笑)いやいや、とても疲れて眠いだけなんです...だからちょっとだけ寝させてね。
横にぴったり座り、毛布がずれると直してくれ、私の足をたまにトントンしながら上の子はテレビを見てました。で、下の子がママ僕も一緒に寝る♪と私の上に乗ってきたりすると本気で怒って、「N君!ママは疲れてて寝なくちゃいけないんだから邪魔しちゃ駄目!ここに座るの!」と一喝。
うちのファミリールームに置いてあるソファはセクショナルで8人位余裕で座れ、主人も一緒にソファに座ってましたが...奴は何も言わず、上の子が仕切ってちゃんと私が眠れるように気遣っててくれてたな。オヤジがもっと気を遣え~
上の子は3歳半を過ぎた頃から、私に優しくて色んな気遣いをしてくれる子になりました。小さい時って当たり前ですが我が儘で、これしたい、アレ食べたい、やってくれなきゃ嫌ーって自分、自分って他が見えない時期だと思うんですが、そして上の子もそんな調子だったのに。
下の子を妊娠してどんどんお腹が大きくなり、高齢出産で色々な症状が出て1度目の妊娠よりも体力的にとても辛かった私は、その当時よく上の子に弱音を吐いてました。
「J君、ママ辛いよ~。でも頑張ろうね。」
「さっきはイライラして必要以上に怒っちゃってゴメンね。ママ駄目だね、これからはもっとしっかりするから許してくれる?」
「昨夜も足が浮腫んで胃もたれして眠れなかったよ、今日は一緒にお昼寝しようか。」
妊娠で体もつらかったけど、同じ頃父の認知症がひどくなり大変で、フルタイムで仕事しながら父の暮らしている町まで車で往復5時間、毎週末通ったりもしていて精神的にもつらかった時期に、私は上の子にすごく我慢させてしまい、そして頼っていたと思います。
その頃から、私にとても優しい言葉をかけてくれるようになりました。
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一緒に歩いていて、私がゆっくりしか歩けなくて歩幅がついていけなくなると、「ママ、僕もっと沢山食べてもっと大きくなって強くなって、ママの事抱っこして走って連れて行ってあげるから待っててね」
夜寝る時に、浮腫んだ足のマッサージをしてくれる主人を見て、「僕が今日からする!」と毎晩足をさすってくれて。
そんな4歳前のすでにママを守ろうとしてくれていた小さな男の子だった上の子を思い出し、ホンワカした気分になりました。
そして今日、公文まで送って行った時に雨が少し降ってきました。公文の前の駐車場に車を止めてドアを開け、上の子に「ちゃんと帽子かぶって、急いでまっすぐ走ってそのまま入ってね。」 と言った私に、「ママは大丈夫なの?ママが雨に濡れちゃう。」と。ママは大丈夫、すぐ車の中に戻るから。
「ママ、停めちゃいけない所に車停めてないよね、ポリスにつかまったら困るからね、大丈夫?」
公文の目の前はハンディキャップ用のパーキングなので、それをいつも心配しています、でも私はその横の大丈夫な所に停めているからって毎回言うのに、車の中からは確認できないからかな。
下の子がそろそろあの頃の上の子と同じくらいの年齢になります。
言葉も増えてきて、自分の主張も沢山し始めて、でも聞き分けも前よりは良くなってきていて。悪い事をした時に、ごめんなさい、誰かが痛いって言ったら駆けつけてきて大丈夫?ってすぐ言ってくれるようになってきました。
人を思いやる心って、どうやって芽生えて、育っていくのかな。一緒に育って、伝染していくのかな。このままずっと、人を思いやれる心の優しい子供達に育っていって欲しい。
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