3度目の家を購入 その3-自分の利益しか考えてない不動産エージェントにうんざり
2016/09/25
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昨日の続きです。
別荘地に建てた家を購入し、今までの家と勝手が違うし初めての事が多すぎる私達夫婦に、売主夫婦がプールの使い方や暖炉、地下室に置いてあるもろもろの設備を説明してくれるからと招待してくれて、私達の不動産エージェントGさんと一緒にお宅に2時間お邪魔してきました。
以前の家のの購入記事はこちらから→やっとめぐり会えた、最高に気に入った家。3度目の家を購入、これが最後の買い替えです。
3度目の家を購入 その2-1回諦めた物件がまた戻ってきた件
この夫婦が、まあ...とーってもいいご夫婦で。もうリタイアするからと、ここから2時間程北に行った別荘地にもっと小さくて安い家を購入し、フロリダにも似たような家とトレーラーを購入、春と夏はこの国で、寒くなったらフロリダと半年ずつ過ごすらしくこの家を手放す事にしたそうです。羨ましいリタイア生活だわ~。
それでもって、奥さんめっちゃおしゃべり好きで弾丸トーク!ご主人が私の主人に地下室やプールの説明を色々してくれてる中、奥様リンダさんはGさんと私に部屋の中で色々話してくれたのですが、そこで意外な真実が。
もらった3つのオファーが、9,580万円、9,500万円、9,400万円(私達)だった事。それで1番高かった9,580万円を選んだら、住宅ローンの審査に通らず契約がおじゃんになり、次の2番目の9,500万円で交渉してた所、この買主、ベンツ乗って家を見に来たくせに家具も置物も全部置いていけだの、お気に入りの17万円もしたアンティークのコーヒーテーブルも置いていけだの、あげくに土地の測量をもう1度やり直しせと言ってきた(土地測量は数十万円かかります)。丁度会社で色々あって、リタイア数ヶ月前にいきなりリストラされてその日に仕事終了になったりで精神的に色々参ってた日にそんな事を言われたもんだからもう頭に来て、この人達には絶対売りたくない、3番目の人達(私達)に連絡して!ってDさんに連絡したのよーって。
いや待てよ、Gさんには他のオファーが1億円に近くなってきてるからもっと値段を頑張ってとか言ってきたんじゃなかったっけ?だから私達撤退したんだよね?1番高かったオファーが9,580万円なら、最初に9,400万円でGさんがコミッション断った時点で私達のオファーが金額的にリンダさん達には1番よかったはず。
9,400万円ー2.5%のコミッション235万円=リンダさん達の手取り9,165万円
9,580万円ー合計5%のコミッション479万円=リンダさん達の手取り9,101万円
最初の条件通り、私達に売ってた方がリンダさん達は64万円多く手元にお金が残ったはずなのに、どうやらこのコミッションの件を全く知らない様子。Dさん、この事をリンダさん達に言ってなかったみたいで、最初から私達にこの金額で売る気がなかった事が判明。9,580万円で売った場合のDさんのコミッション、239万5千円。私達9,400万円から得られるコミッション、235万円。察するにこの4万5千円が惜しくて、リンダさん達が64万円得するかどうかなんて知らんぷりをするつもりだったって事?
結局9,580万円のオファーが駄目になり、9,500万円をリンダさんが断り、私達に最終的に回ってきたけどDさんは今更コミッションの件をぶり返せる訳もなく(だったら何で最初に黙ってたんだと揉める事になるから)だからGさんのコミッションは削られる事なく交渉成立となったようでした。
9,400万円ー合計5%のコミッション470万円=リンダさん達の手取り8,930万円
最終的に、Dさんのせいで235万円も損する取引を選ぶ結果となり、それをリンダさん達が全く知らないというのが...Gさんも私も目が点。
あげくの果てに、話続けてたらリンダさん、「いやあ、私は予定より数ヶ月早くリストラされちゃってもう自由の身になったから今こうやって色々引越しの準備に集中出来るけど、主人はリタイアが3月だから、私だけ先に次の家に移って、彼はこの近くで数ヶ月家を借りる事になったのよ。だからもし何か必要な事があったら彼が近くにいるから連絡すればいいからね」って。
え、え??? 私達、引渡しを3月末にって頼んだのに、1月末は譲れないって言ったのはDさんだったんだけど...?「ああ、そう言えば旅行に行くから3月末はどうだって言ってきたんだよね?私達は遅い方が私達も都合がいいからってDさんに伝えたけど、結局後からやっぱり変更なしの1月末でって言われたから承諾したんだけど。それでもう部屋も借りたし、引越しを2回する事になってちょっと慌てたけどね」
Gさん、すかさず「ご主人が借りた家はキャンセル出来ないの?真冬の引越しはお互いつらいし、特にネイナン達は子供も小さいし、もしリンダさん達が望むなら3月末の引渡しにまた契約書変更出来るけど」と聞いたのですが、もう1月末に引渡しするつもりで現金がその日に入るのを見込んで、次の家をその日に現金で払い込む予定になっているらしく、そして次の家の屋根の修理やなんかにもお金を結構使い込んでしまっているので、2ヶ月引き伸ばすのは金銭的にもう無理だ、と。ご主人が数ヶ月別の家を借りる家賃の方が、利息やらキャンセル料より安くつくからこのままにしておきましょうとなりました。
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でも...これってもう情報隠蔽以外の何者でもないですよね? 買い手(私達)が3月引渡しを望んで、売り手のリンダさん達もそっちがよかったのに、引渡し日が伸びるとコミッションの支払日も伸びるからって無理やり1月末に契約を持っていくってどうよ?私達は諦めたこの家が戻ってきて交渉再開となった時に、Gさんには9,700万円まで出すつもりがあるからと言ってあってどう交渉するかを全て彼女に任せました。
Gさんは最初に引渡し日の変更を聞き、じゃあ引渡し日が動かせないなら金額もそのままでと言って相手の出方を見てから、徐々に値段の交渉をして行こうと思っていたらしいけど、あっさりそれでいいよとなって。私達に有利になるような契約を、自分のクライアントそっちのけで進めるってありえない。もう長引いてるし、早くこの物件からさっさと手を引いて手数料もらってバイバイして、次でまた稼ごうって事?
Dさん何でそこまでやるの?奴が235万円を1月末に欲しいが為に、リンダさん達は家を早く明け渡し、ご主人の仕事があるから次の家にも距離的にまだ行けず近所に家を数ヶ月借りる羽目になり、引越しも余分にする事になり、その分お金を使う事になって...
こんな悪徳エージェント、初めて見たわ。
Gさんはこんな事日常茶飯事で、Dさんみたいなタイプ、ごろごろいるよー。あれとかね、これとかね、もうやり方汚くて、何度も訴えられてるエージェントもいるしね。信用が大切なのにね、やっぱり大金が動くから本性が現れちゃったりお金に汚くなったりなっちゃうんだよね。と言ってました。
私達はGさんがいて本当にラッキーで、でも何も知らずにDさんを信用して、今でも信用して売ってくれてありがとうって思ってるリンダさん達夫婦を見て、もちろん私達側が知っている事実を今更教えるなんて事も傷つけるだけだしトラブルを生むだけなのでもちろん出来ず、何も言えず。
とてもいいご夫婦だけに、Dさんにすごく腹が立って。後から主人にも話したら、めっちゃ怒ってましたよ。
次の日に、色々時間を割いて説明してくれたお礼にとスタバやデパートやレストランのギフト券を数枚3万円分程、お礼の手紙と一緒に玄関に置いてきたんですが、そしたらありがとう、ありがとう、優しさに感謝します、お礼は必ずします、来年の夏のプール開きは手伝いますとメールをくれました。
もうホント、素朴でほんわかしたいい人達です。家を見せてくれてる最中も、時間がなくてまだ取り付けてなかったオーディオシステムも全部設置していくからね、そしたらシャワーしながら音楽聴けるしね、あと次の家は狭すぎて持っていけないから壁に設置したTVも置いていくから、カヌーも置いていくから、プライベートビーチで楽しんで、子供達喜ぶよ!と、本当に至れり尽くせりで。良い家だけでなく、とても良い売主にも巡り合えました。
夏はここから2時間程の別荘地でリタイア生活をするそうなのですが、ご主人は中々のハンディマンで、お仕事も政府で数10年働いている電気技師。この家の電気工事も全て旦那様がやったそうで。
数年後私達が建て増しする際に、ご主人をコントラクターとして雇って働いてもらえたらいいねーと話してます、何せ家の事を全て承知ですから!こんな素敵な家を私達に譲ってくれたお礼は、私達の方こそ必ずしなきゃ。その時は、住宅ローンも終わらせて、なるべくいいお給料で契約させて頂けるように私達も節約頑張ろう♪
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