海外で生きてる私の暮らしと家計簿

生まれ育った日本を離れ、外国で暮らす私と家族の日々の暮らし、仕事、旅行、家計管理の事など綴ります。

3度目の家を購入 その2-1回諦めた物件がまた戻ってきた件

      2016/09/25

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前の記事にもちらっと書きましたが、実際にこのドリームホームを購入するにあたって、結構すったもんだして精神的にローラーコースター状態を味わいました。今思い出してもかなり後味の悪い、この家購入の話を誰かとする度に、思い出す忘れられない出来事となるんだろうねと主人と話してます。

前の記事はこちらから→やっとめぐり会えた、最高に気に入った家。3度目の家を購入、これが最後の買い替えです。

まず、10月最後の日曜日に私が不動産のウェブサイトで家を見つけた時に、Gさんが調べてくれたらそこにはオファーの締め切りが次の日の月曜日の夕方6時と書いてありました。なので早速その日曜日の午後に物件を見に行き、次の日にオファーを出しました。

売主さんの希望売り価格は9,480万円、私達夫婦を含めて3つのオファーを受け取ったみたいでした。私達はまずGさんが200万円下げた9,280万円で金額を示したのですが、売主側の不動産エージェントDさんは「残りの2件のオファーは9,340万円あたりで競り合ってるので、(本気で欲しかったら)もっといい金額を」と言ってきました。

主人は最終的に出す金額は9,500万円までで、値段が競り上がってそれ以上になったらやめようと言い、私も賛成しました。

そしたら、Gさんが「私の分のコミッション(手数料)を断るから、それで9,400万円で交渉しよう」と言ってくれました。Gさんは今までも私達の家の売買で、ほとんどコミッションを取りません。他の国ではどうかわかりませんが、私達の住んでる国では、家を購入する際は買い手側はエージェントに手数料を払いません。いつも売り手側が払います。そして、大体相場は2.5%ずつの合計5%となってます。

例えば、私達が家を1億円で売った場合、250万円を私達のエージェントGさんに、250万円を買い手側のエージェントに払い、最終的に9,500万円で取引が成立となります。ここから、残っている銀行の住宅ローンを返し(私達の場合なら4,000万円)5,500万円が現金で手元に残り、これで次の家を購入します。

Gさんが彼女の分のコミッションを断ってくれるという事は、その分売主さんは2.5%のみを手数料で自分のエージェントDさんに払えばいいだけになります。9,400万円で私達に売ってくれた場合...235万円のみがDさんの手数料で差し引かれ、最終的に彼らの手元に残る金額は9,165万円です。これって、他の人に9,650万円で売って、両方のエージェントに合計5%手数料を払って手元に残る金額と変わらない事になるので、売主さんにしたら高めのオファーをもらうのと同じくらい効果がある事になります。

GさんがDさんにこの条件を言うと、Dさんは即座に返答してきました。「売主さんもそれならオーケーって言うね」「じゃあこれで決まりって事でいいのかな」「そうだね、大丈夫」とショートメールで交換し、ほとんど私達が買ったものとなりました。Gさんはその後に、じゃあすぐ私達と交渉成立した証明書をメールで送り返してきてねとDさんに言いました。

が、これがいくら待っても来ない。

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Dさんからのショートメールでは、今ダウンタウンに来てて書類が手元にないから夜遅くに送るといい、夜10時近くになってGさんがまた催促したら今用事が終わって売主さんに署名をもらいに行こうとしたら、旦那さんが朝早い仕事でもう寝てしまったから明日にしてくれと言われた、なので明日の朝送るからとじらされ。

結局次の日の朝になってみたら、DさんからGさんにメールが入り、もう1件オファーが入りそうなので、今一度もっといい条件を出して下さいと言ってきたらしく。

なんだそりゃ~、昨夜アンタこれで大丈夫って言ったじゃん!ってGさんはショートメールじゃ証拠にならないから訴える事も出来ないわと憤慨しながら、とにかく私にまかせておいてと言ってもう1度交渉開始。

でもその日の午後遅く、Gさんから、値段が結構釣り上がって1億近くになってるらしい、この物件は諦めよう、もっといいのを見つけてあげるからとメールが入り、私達も昨夜手に入ったと思ったのに今朝になって手のひらを返されて、またもっといい条件を出せと言われた事に不愉快さを感じたのでこれ以上の交渉を諦める事にしました。

すごく気に入った物件だったのでなかなか忘れる事が出来ず、夫婦で結構落ち込んで日々を過ごしていた所...1週間以上経った頃にGさんから電話をもらいました。

「Dさんのアシスタントから朝1番で電話をもらったんだけど、交渉成立したはずの買主さんが住宅ローンの最終審査に通らなかったらしくて。まだGさんのクライアントはこの家に興味ありますかって聞いてきたよ。どうする?」

またよくぬけぬけと連絡してこれたよねーとみんなで話しながら、でも主人も私もこの家がやっぱりどうしても欲しかったので、もちろん即答でオーケー。Gさんに、後の交渉は任せますと伝えて待つ事数時間。そして、以前の値段のまま私達と交渉が成立しました♪

Gさんから話を聞いた所、もうこの時点で11月も1週間を過ぎていて12月に入ると不動産業界はオフシーズンで全く売れなくなる、ネイナン達は1ヶ月後に旅行も控えているし現在の家も準備して売りに出さなきゃいけないから、1月末の予定だった引渡し日を3月末に伸ばして欲しいと持ちかけたらしいです。そしたら、Dさんは1月末の引渡し日はどうしても動かせないから無理だと言ったそうで、なら引渡し日が動かせないなら値段は以前の9,400万円のままでと交渉を進めたら、それでいいからという事に。

そして何故か、以前Gさんが伝えていたGさんの分のコミッション2.5%を削る条件が書類に書かれておらず、Gさんも無事コミッションをもらう事になりました。

専門家による家の点検も何の問題も見つからず終わり、無事交渉成立で売買が終了した後に、売主さんが裏庭のプールの使い方などを色々教えてくれるからというので先週の金曜日にお宅にお邪魔してきました。主人と、Gさんと一緒に、売主さんご夫婦と初対面。

長くなったので、次に続きます。

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