年収1,150万円のヘッドハンティング、断ったと言う主人、よかったと言う私
2016/09/25
スポンサーリンク
主人にヘッドハンティングの話が来ました。先週の半ばかな、7年程前に同僚だった人が別の業界へ転職し、そこでどんどん昇進の階段を昇っていき今では結構なポジションにいる人が、主人が前の会社を辞めて出戻った事を人づてに聞いたらしく連絡してきたんですよね。
前の会社ではシニアマネージャーだった主人、今は管理職を辞めてシニアアナリストに戻っていますが、辞めるまでは前の会社の事をほとんど人に話さず、知り合いは皆主人が満足して働いているとずっと思っていたみたいです。それが、最初の会社に出戻ったと聞き、なーんだ、動く気があったのなら教えてくれればよかったのに、うちに来てよーみたいな。こんな風に声かけられるの、ここ半年で2回目。
主人の職種はつぶしが利き、カスタマーサービス、コールセンターを持ってる会社ならどの業界でも移れます。今回のハンティングは今の会社の4分の1の規模のコールセンターを持つそれでも大手保険会社で、チームは主人1人か部下を1人付けてくれる程度の仕事量で、提示額が給料1千万円にボーナスが年収の15%スタートでした。そして4週間の有給休暇。本社を別の場所に移す予定で今建設中、我が家から車で10分程の場所だそうで、もちろん今みたいに自宅勤務もあり。
週末にランチがてら会って話ししたいって言われてるんだよね、とは聞いていて、久しぶりだし会ってきたら?子供達は私が見てるよと言ったのに本人は全く行く気はなかったらしく、その代わり電話がかかってきてかなり長い事話してました。
やっと終わって下に降りてきた主人が、「年収1千万のボーナス15%、オフィスも近いらしいし自宅勤務もありだって」と言うのに、「あ、そう。でももちろん断ったんでしょ」と私。「うん」と主人。「よかった、そうだと思った」と私。やっぱり似た者夫婦です。今の会社に早く、それ程の給料カットもなく戻ってこれるように一生懸命動いてくれた今の上司に、半年で辞める仕打ちは出来ないよね。それに今度辞めたらもう次の出戻りはないでしょ、1年前に言ってくれたら行ってたよねって。
スポンサーリンク
今の会社に戻ってくる決断をするのに長い事悩んでた主人。お給料が減るし、金銭的に私に迷惑をかける事を心配してて、でも前の会社の働きづめで成果を出し、登りつめて行く方針はどうしても合わなくて。そしてやっと戻ってきて、半年が過ぎて、離れていた4年間のギャップもそれなりに取り戻した頃なのです。以前の10年間のように、毎日ではないけれど一緒に出勤して、一緒の時間に家に帰る。たまにお昼も一緒。私がお弁当を2つ持って行き、カフェテリアで温めて一緒に食べて。たまに甘いものが欲しくなったりすると休憩しないってメッセージ飛ばして、ロビーで待ち合わせてチョコレート買ってもらったり。
早い話がラブラブなんです(笑)
今の精神的にゆとりのある主人がいいな。やっと馴染んできた今のペースをまだ変えて欲しくない。
去年までの給料を捨てる決心をした時に家計も見直して、要らない物削って、ほとんど以前と変わりなく生活出来てる。今以上の収入は、時間の束縛とか、プレッシャーや責任とか、週末仕事とか、今また戻ってきた何かを犠牲にしての引き換えなら、なくても大丈夫、要りませんと言える家計を作った自信があるので。私も15年間、ふらふら~と仕事してきた訳じゃなくそれなりに築いてきたものもあるので、これ以上は主人が頑張らなくても私もいるんだから大丈夫。
このまんま、しばらくはのんびりやっていこう。いつかまたキャリアレースに戻りたくなったら、その時は応援するから。
スポンサーリンク