小学生低学年のうちからプレゼンして、この国の子供達は逞しくなっていく
2016/09/25
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今この国で小学2年生の上の子、宿題で色々もらってきます。去年1年生だった頃は自己紹介(家族構成、好きな事など3分ほど)を画用紙に絵をつけてクラスのみんなの前で紹介。ちゃんと3週間位前から宿題として紙をもらって来て、話したい事など構成を考え、みんなの前で話す練習もし、プレゼンの日が1人1人決められてます。
今年はもちろん去年より少し難しくなり、自分で説明したい事のテーマを決め、それの作り方の紹介をするプロジェクトがありました。テーマは3週間位前に決めたのですが、上の子が選んだのは...
ピザの作り方の説明。
まず必要な材料は何かを書き出し、作り方の手順を一つずつ詳しく説明。最初は宿題のプリントに書き出し、プレゼンの日は紙は見ずにクラスの前で発表します。上の子の番は、先週の金曜日でした。
材料も全部用意して学校に持っていかなきゃで、何故あなたはピザを選んだのですか???って疑問になりますが、とりあえず頼まれたブツを用意。
ピザ生地を真似て、ナン。トマトソース。とろけるチーズ。ペパロニ。
これをクラスの前で説明しながらデモンストレーションもするので、お皿とトマトソースをすくうスプーンも用意。
もう、この材料を持たす朝は、「お願いだからトマトソースをこぼさないでね」とクドイくらい念を押して。いや、前の日に水筒の水を全部こぼしてましたから(笑)
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とりあえず準備は万端で学校に行き、帰ってきた後にどうだったか聞いたら「よかった♪」のVサインでした。採点されて先生から戻ってくるのはまだまだですが、まあ点数よりもあの子が楽しくプレゼン出来たのならそれでいいかなと思います。
しかし、今の小学生はこんな低学年から人前で5分以上の発表とかプレゼンするんですね。私が小学2年生の時なんてどうだっただろう。あまりにも昔の事すぎて覚えてませんが、ドキドキして眠れなかったとか緊張したとかいう記憶がないので、その当時の日本の小学校ではしてなかったような気がします。
作文を読んだりとかはあるかもしれませんが、クラスの前に出てみんなの前で何かの説明なんて、ペアを組んでかグループでしかやった覚えがないなあ、それも多分小学校6年生とか結構高学年になってからだと思います。
人前に出て話す練習を早い頃からするのはいい事ですね。私も15歳でこの国に来て、最初はESLに行ってましたがそのうちESLが終わって普通のクラスに入れられると、そこでもまたプレゼン、プレゼンだったんですわ。いや、ESLでもプレゼンあったな。
英語もそれ程うまくないのに、ネイティブのみんなの前に出てプレゼンするのはめっちゃ嫌だった思い出があります。数学や科学などのクラスではないんだけど、英語やら歴史やら文系のクラスでは必ずあったわな。
後、ITの学校でもHTMLのクラスでは、自分のデザインしたウェブサイトをプロジェクターで説明してプレゼンなんかもありました。この国では学校に行き続ける限り、どこにでもプレゼンは付いて来るのだと思います。
とりあえず語学力の良し悪しは別として、自分が完璧に話せる最初の言葉で、人前でプレゼンするのを恥ずかしがらずに出来る様になるのは将来自信に繋がると思います。頑張れ、子供達♪
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