海外で生きてる私の暮らしと家計簿

生まれ育った日本を離れ、外国で暮らす私と家族の日々の暮らし、仕事、旅行、家計管理の事など綴ります。

心をオープンにしすぎると、思いっきり傷つく事があると学んだ日

      2016/09/25

スポンサーリンク

 

タイトル通りです。最初に学習したのは19年も前の事。

日本食レストランでアルバイトしていた時にとても親しくなった人がいました。私より1つ年上だった彼女はとても綺麗な人で、行動力もありいつも自信に満ち溢れていて。その当時思いっきり後ろ向きに生きていた私の目には、とても眩しく彼女の生き方全てが羨ましく、一緒に過ごす時間がとても楽しかったのを覚えています。

留学を経験しその後ワーホリでこの国へ戻ってきて、そして一旦日本に帰るも自力で永住権を取り1人でまたこの国に戻ってきた彼女。まだ25歳と若いのに、本当にパワフルで尊敬していました。彼女と彼女のボーイフレンドと私の当時の彼(今の主人)も仲が良く、同じアパートの1階と3階に住んでいた時期もあり、よく4人で集まっては一緒にご飯を食べたり遅くまで映画を見たりして。

でも、そのうち耳に入ってくるようになった、彼女が別の所で言っているらしいという私の悪口。単純だから扱いやすいね、利用するのにピッタリだね。

永住権が取れるまで一旦日本に帰っていた間、うちに置いていった彼女の荷物や家具。晴れて永住権が取れて戻ってきた際に、仕事が決まり住む所が見つかるまで私達のアパートに居候し、実際に彼女がアパートを借りた時は主人が保証人になって。

本当に大好きで大切な友達だと思っていたから、私達が出来る事は何でも言って欲しくて、力になりたかった。でもいい加減、彼女にしか話してなかった事を他の人から聞いたり馬鹿にされてたんだな...と思いあたる事がありすぎて、大喧嘩になり絶交。

20代前半で今よりもっと無知で馬鹿だった私、違う対処の仕方があったはずと今なら思うけど、その当時の私にはあれが精一杯で。その後軽~く人間不信に陥り、人と知り合うのが、親しくなるのが怖いと初めて思うようになり、主人以外の人に自分をわかってもらおうと思う事をやめ、人間関係も何となく一線引きながら、色々な付き合いをやめてしまった時期がありました。

それまでの私は、結構誰にでも本当にオープンで。15歳からこっちに住んでいる事もあり、ワーホリで知り合う人達に色々頼りにされる事も多くて、そしてそれがうれしくて。自分に自信がなかったからこそ余計に、人から頼りにされる事を心の何処かで望んでいたのかもしれません。

銀行口座を開けたい、でも英語が不安でと言われたら付いて行って通訳したりなんて事はしょっちゅうで、バイト先でご飯出なくてお腹空いたからと夜に家に食べに来る人や、大家と喧嘩して部屋を出たから泊めて欲しいだの、男友達の事を好きになり日本から追っかけてきた女の子が何故か1週間うちに泊まったりと、狭いアパートに本当に色々な人が入れ替わり立ち代り来ていてにぎやかな時間を過ごしました。

その当時の私には、付き合いの長さや仲のよさなんてあまり関係なく、何処かから、誰かから困ってるって聞いたらあんまり面識のない友達の知り合いでも「いいよー」って感じで面倒見たりしてたんですが、その彼女との絶交があって以来は人と関わる事が怖くなり、その今まで気軽に言えていた「いいよー」が言えなくなってしまって。色んな縁を自分から切ってしまった期間がありました。

スポンサーリンク

 

でもそんな風に、傷つきたくないからと心をガードしまくるようになった私にもぽつり、ぽつりといい出会いがあり、友達の数は決して多くないけど今でも続いていて、私の大事な心の拠り所となってくれています。

19年前に痛い思いをして学んだ事、やはり時が流れて痛みも薄れるのか、同じ過ちをまた繰り返してしまう学習能力のない私...それが6年前。

子供達の年齢が近く、私達夫婦と年齢も似ていて、それに相手家族が新しく引っ越してきたばかりで慣れていないという事もあり、急激にとても仲良くなりました。その頃、父の病気や死、2人目の妊娠と色々重なって精神的にも結構つらかった私、仲良くなって色々話せる人が身近に出来てとてもうれしかったんでしょうね。会って話す時間がとても楽しく、新鮮でした。

でも、自分が心をオープンにすればするほど、いつまで経っても感じる一線を引かれている距離感、よそよそしさがどうしてもひっかかるようになり、相手のずるさがどんどん見えるようになり、会った後に毎回なんだかなーと感じるようになってしまって。私達なりに心をつくしたつもりだったけど、もういいか...って主人とも話して距離を置いてしまったのが丁度3年前。

以前から、人づてにお仕事があまりうまくいっていないような事を聞いていて、大丈夫かなと気にはなっていたんですが。昨日、そのご家族が別の州に引越す事になったと聞きました。

なんでだろう、別に罪悪感じゃないとは思うけど、心残りなのかなんなのかわからないけど、昨夜よく眠れませんでした。後味悪かったからなのかな。今でも会えば普通に会話し、当たり障りなく笑顔で応対していたけれど。

心を開いて自分をさらけ出してみても、結局それって自分のエゴなのかもしれませんね。それで傷ついた、だなんて、それこそ大きな勘違いなのかもしれません。

でもやっぱり傷つくのは怖い。自分を守りたい。だから、これからは同じ間違いを繰り返しませんように。でももしまた同じ事を繰り返してしまっても、ちょっと泣いてすぐ立ち直れる自分でありますように。

スポンサーリンク

 

ランキングに参加しています♪
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ

  関連記事

黒にんにくを自宅で作る準備が着々と進んでます 前半編

えー、以前に何度か記事にしている主人の叔母夫婦がまた旅行に行ってます。叔母の50 …

夏休みの思い出

私の住んでる国では、小学校が6月の終わりから夏休みに入ってます。 もうそろそろ1 …

昔、昔の話

今日は何となく思い立って、私の昔話などを。 私、結構複雑な家庭環境で育ってきたか …

来年の旅行の計画

今日も友達家族と、家から15分程の市のプールに行ってきました。 市のプールなので …

私がやっている事は現実逃避(!?)

こんにちは。日本だとおはようございます、かな。 ここ最近、ブログに時間を費やして …

明けましておめでとうございます

こちらでも新年になりました♪ 明けましておめでとうございます。始めて4ヶ月ちょっ …

久しぶりに更新

お久しぶりです! 仕事に家事、育児とブログを更新する時間が全然取れず、家族の時間 …

食料を買いに行くの辞めてみよう大作戦、始まりました。

もうほんと、どこまでも楽する事を追い求め、自分の負担を減らせるかと毎日頭を悩ませ …

元気が出ない時は日本食で気分を盛り上げるべし

18日の月曜日は祝日です。毎回祝日の前の仕事日は、急ぎの仕事がない限り2時頃帰っ …

全て終わったと思ったら終わってなかった、まだ借金は消えてなかったよ

今日無事に家の引き渡しが終わりました。やっぱり気になって、朝子供達を学校に送った …

コメントを残す