海外で生きてる私の暮らしと家計簿

生まれ育った日本を離れ、外国で暮らす私と家族の日々の暮らし、仕事、旅行、家計管理の事など綴ります。

いつの時代にも天才少年はいる。でも犯罪に繋がるかはやはり家庭次第...なのか?

   

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上の子は5歳になってすぐに公文の算数を始めました。週に2回公文センターに行き、その他の日は家で宿題プリントを毎日やり提出します。半年程経って公文になれた頃英語も始め、今年で4年が経ちました。

下の子はモンテソーリ幼稚園に行かせていなかったので、上の子より1年早い4歳から公文の算数を始め、その10ヵ月後に英語も始めました。

私自身は子供の頃公文をやっていなかったので日本のシステムがどうなのか分かりませんが、こちらでは子供達のやる気を持続させるように色々工夫をしています。まず公文ダラー。毎回宿題をやった分だけ公文紙幣が一枚ずつ渡され、10枚、15枚、20枚と貯めてガラスケースに飾ってあるおもちゃと交換できます。

おもちゃは大体ダラーショップのもので、でも子供達にとっては小さな楽しみになっています。粘土、ペンシルライト、ポケモンカード数枚、プリンセスのクレヨンなど色々数を揃えていて、下の子はちょっと貯まったらすぐ交換したりして楽しんでます。上の子は、自分では使わず沢山貯めて、札束ばっさばっさしながら下の子に色々買ってあげたりしていて、なんか性格の違いがここでも現れているという(笑)

そしてもう1つの公文ポイントシステムは、通った年月でポイントが貯まり、オンラインのアカウントで管理するもっと大きな還元システムになっています。約2年前にこの新しいシステムに変わったのですが、例えば上の子の場合、算数と英語の2つの教科をやっているので1ヶ月につき10ポイント、それが2教科で合計20ポイントが毎月加算され、22ヶ月間で440ポイント貯まっています。

これはもらえるブツもでかく、1000ポイントでWiiやXBOX、iPadミニなんかもあります。1教科だけ続けると8年ちょっとかかる計算です。もちろんポイントが増えるとその分景品も豪華になるから、欲しいのをもらえるまで頑張って続けようと子供達の励みになりそうですね。

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私達夫婦も、以前から子供達が公文のテストにパスして次のレベルに上がる度に、子供達リクエストの欲しい物を出来る範囲内でプレゼントしています。公文を続ける事にちょっとでも楽しみを見つけられるように、励みになるようにと思って。努力の結果で物を買い与える事に賛否両論はあると思いますが、私も子供の時だろうが大人になった今だろうが頑張ったご褒美をもらえるのはうれしいし、じゃあさっさと九九覚えてしまおう!とか今やっている分数早く覚えよう!とかモチベーションアップも必要かな、と。

昨日公文センターで子供達が終わるのを待っていたのですが、遅く行ったのでうちの子供達が1番最後でした。通っている公文センターがオープンしてすぐに上の子が通い始めた事もあり、経営者の方とも時間があると色々話したりしますが、昨日はショッキングな話を聞いてしまいました。

上の子より1歳年上の今10歳の男の子が、このポイントシステムにハッキングしたらしく...別の子供達のアカウントからポイントを操作したらしいんですね。

オーナー曰く、そのオンラインシステムの管理者から連絡がありなんか不審な動きがあると言うので見てみたら、iPadミニやWiiや大きな景品が頻繁にオーダーされ、配達先がみんな同じ住所だったらしくて。約2年前に始まったばかりなのに、1000ポイントなんて誰も持ってないはずでしょって。

オーナーは続けて、「5年生になる前にハッキングして操作し始めたから、9歳だね。でもね、その子は何を考えているんだろう?やっていい事と悪い事の区別が9歳になっても分からないなんて、親はどんな育て方したんだろう」って。

その子の親と電話で最初に話した時に、これは詐欺行為であって警察沙汰になる犯罪なんですよ、事の重大さが分かりますかと言ったらしいんですが、親御さんも共働きでとても忙しく、自分の子供がそのような事をしている、または出来るとは全く知らなかったって言っていたらしいんですね。

最初にそれを聞いた時、私が真っ先に思ったのは、「えっ、9歳でそんな事出来るの?天才?」でした。でもその頭脳を、こんな9歳で人から盗む行為で使うなんて、やっぱりうーん、親が知らなかったでは済まされない事なのかな...どうなんだろう...って、私も今9歳の子供を持つ親として考えさせられましたね。これが5歳児がやったとかならまだ年齢的に、ゲーム感覚で自分に沢山ポイントを集めてそれが楽しい!ってだけで、その子自身にいけない事をしているという意識があるかと言われればそんな年齢ではないと思うし。

今時の子供は...とか、この時代で...とかは当てはまらないだろうし、主人もこの話を聞いた時、レオナルド・ディカプリオの「キャッチミー・イフユーキャン」だね!とか言ってたから、やはりこの話を聞いてまず思うのはその年齢での頭の良さなんでしょう。

でもどれだけ頭が良くっても、ギフテットでもいけない事はいけない。盗むという意味がわかる年齢に達したら、やはり周りの大人が(特に親が)ちゃんと道を示さないといけないんだよな...って、改めて子育ての重大さを思い知らされた出来事でした。

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